スーパースターへの道 in カンボジア

スーパースターへの道 in カンボジア

カンボジア次世代のスーパースターPOLARIX(ポラリックス)、世界への挑戦状

CSA Talent Agency 第二部始動 〜ご挨拶〜

こんにちは、レナです。

 

 

CSA Talent Agency

無事にプノンペンへの大移動が終わりました。

 

プノンペンでの新スタートに伴い、改めまして私たちのことを紹介させて頂きたいと思います。

 

私たち CSA Talent Agency(シーエスエー タレント エージェンシー)は、

簡単に説明するとカンボジアの芸能事務所です。

 

2014年5月より、世界遺産アンコールワットのすぐ近くに拠点を構え

「本物のスーパースターになりたい」

と夢見る若者たちとタッグを組み、活動してきました。

 

カンボジアは、ポルポト内戦時に国じゅうの知識人(アーティスト含む)が殺されて

ゼロからオリジナルを作る人材がおらず

少し前までは他国の作品を盗作、または 無断使用するのが当たり前になっていました。

しかし、最近では、そんな自国の状況を恥じる若者たちが

「オリジナル文化を作っていこう」

と立ち上がりつつあります。

 

CSA Talent Agency に所属する若者たちも、同じです。

 

CSA Talent Agencyの社長は、ケン(通称:カミナリ親父)

生粋の江戸っ子、映画「三丁目の夕日」の“鈴木オート”にそっくり。

横暴でワガママ、曲がった事が大嫌いなボスです。

カミナリ親父は「ゼロから物事を作る」能力に優れており、それをタレントたちに伝授しています。

なぜだかPOLARIX(ポラリックス)のメンバーたちには大人気です。

 

POLARIX(ポラリックス)というのは、CSA Talent Agencyに所属するボーカル&ダンスユニット。

現在、CSA Talent Agencyに所属しているタレントは彼らのみ、8名の男女で構成されています。

これまで200名を超える若者たちがCSA Talent Agensyの門を叩きましたが

厳しいカミナリ親父の方針について来られたのは彼らだけ。たくましい若者たちです。

パフォーマンスだけでなく、映像制作から日曜大工から料理まで、何でも出来ます。

 

音楽、体育、図工などの授業が無いカンボジアで育った彼らは

最初は「音楽に合わせて手拍子する」ことさえできませんでしたが

世界中のダンサー、ミュージシャンの方の指導と、彼らの努力が実り

2017年にはカンボジアのスーパースターと方を並べてステージに立てるまでに成長しました。

そして、首都プノンペンでの仕事が増えてきたため

シェムリアップからプノンペンへの引越しを決めました。

 

POLARIX(ポラリックス)の武器は、他アーティストの追従を許さぬ「クオリティ」と「想像力」です。

これは、カミナリ親父が彼らと追求してきた賜物です。

 

POLARIX(ポラリックス)が目指す「スーパースター」とは

運とか賄賂とかコネとかじゃなく

己の努力と実力で、困っている人や落ち込んでいる人を元気づけられるような

POLARIX=“北極星”のように暗闇にいる人を導くことができるような

“本物”のスーパースター

 

これからが、POLARIX(ポラリックス)とカミナリ親父の挑戦です。

シェムリアップの田舎から「本物のスーパースター」を目指して上京した私たちが

これからどこまで行けるのか?

この先どんな景色を見ることが出来るのか?

 

このブログを通してお伝えしていきたいと思います。

このブログは「赤裸々」をモットーに書いていけたらと思っていますので

どうかありのままの私たち見守って頂けたら嬉しいです。

 

--------------------------(以下、長い長いシェムリアップへのご挨拶です)------------------------------

 

新 CSA Talent Agencyは、とっても大きいです!

 

POLARIX(ポラリックス)メンバーたちとスタッフ、総勢13名の大家族になりました(笑)

でも、13名で住んでいてもそんなに窮屈には感じないくらい、大きい家です。

そして、広いスタジオ!

 

私ビビりなんで、今のところプノンペンにとても怯えています。

外は危険、家は快適・・・

引きこもりになりそうで怖いです。頑張ろう、わたし!

 

まだまだ不完全ですが、一家総出で片付け、修理、設置などを行って、とっても良い感じ。

田舎者のCSAの犬たちも、けっこうすんなり新居に慣れて、

現在は「どのように我々のナワバリを広げていくか」について考えていると思います。

シェムリアップで病魔に倒れたサソリも、今はすっかり元気になりました!

 

↓移動の車で爆睡、Haru Heang(ヘアン)とCSAの犬クジラ

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こうしてプノンペンに進出できたのは、全てシェムリアップのおかげです。

シェムリアップでスタートすることが出来て、本当に良かった。

 

何事もそうだけど、失う時に、人はその大切さに気づいたりする。

いかに自分が周りの人に支えられていたか、とか

 

今回のプノンペンへの引っ越し

寂しい別れがいくつかありました。

 

 

まずは、お隣でいつもPOLARIX(ポラリックス)を見守ってくれた、フランス人のご夫妻。

ご夫妻は再来月、フランスへと帰国されます。

カミナリ親父と男子たちの旅立ちを温かく見守ってくれたご夫婦ですが

シェムリアップ最期の日

私は、パパとママの家で朝ごはんを食べました。

焼きたての美味しいフランスパンを食べると、いい休日の朝がスタートした気分で 

今まで興味の無かったフランスに行ってみたいと思うようにもなりました。

人は、今まで興味が無かったものでも、ほんの小さなことで物凄い愛が芽生えたりするものだ

 

私がしみじみママの最後のフランスパンを食べていると

ヘアンがやって来て、ママを抱きしめました。

「ママ、私たち、今日プノンペンに行くのよ。とっても寂しいよ」

すると、ママは言葉に詰まってしまった

いつも「ガハハハ」とヘアンに負けないくらい陽気なママ

いつだってママの豪快な笑い声に、落ち込んだ日だってつられて皆で笑ってた

ママは、ポロポロと涙をこぼしていました。

ヘアンも泣き始めて・・・もちろん、私も

ママはヘアンのほっぺにキスをしました。

 

私とママはお互いに背を向けて泣きながら、残りの朝ごはんを食べました。

「レナ、美味しい?」

「はい、すごく美味しいです」

 

水不足で困った年だって、お互いに水を分け合って乗り越えてきた

パパとママはフランス語しか喋れないけど

そんなこと困ったことなんて無かった気がするよ

いつだって、私のシェムリアップ生活にはパパとママがいて当たり前だった

 

 

ママは、私たちの出発を待たずして、ジムに出かけて行ってしまいました。

サングラスをして涙を隠して、私にキスをしてくれました。

「いつもFacebookで応援してるからね」

 

 

パパは、泣きまくる私を抱きしめて

「大丈夫、ぜんぶ上手くいくよ。大丈夫、レナ」

と言ってくれました。

 

何より、パパとCSAの犬サソリとの愛は深く、サソリは猛烈にしょぼくれていました。

パパに何度励まされても、サソリは落ち込んだままでした。

 

 

 

そしてもう一人

私にとって、すごく大切な女の子がいます。

彼女は私がこのシェムリアップCSAに住み始めた時から、私にピアノを習いに来てくれていた女の子です。

最初に会った時は彼女は小学校1年生。今は、もう5年生です。

シャイで口数は少ない彼女だけど、ものすごく芯の強い、そして心優しい女の子。

彼女に教わったことは、家族の大切さと、「正直」な心です。

彼女のご両親も、私にとってはものすごく重要だった

彼女のような女の子が育つには、理由があるんだ

彼女のご両親の飾らない愛が、人に見せびらかすためじゃない愛が、彼女の源

彼女も、私にとってはシェムリアップ生活で当たり前の存在だった

毎週会えて、当たり前

でも、当たり前のことなんか何も無いんだって、こうして別れる時にようやく気付きました

あー、もっと話しておけば良かった

もっとたくさん遊んでおけば良かった、もっとたくさん、もっともっと・・・

 

彼女は、お母さんと一緒に私たちを見送りに来てくれました。

私が多分先に泣いてしまって、彼女を無理やり抱きしめて

私のたくましい肩幅の中に、彼女はすっぽりはまって、泣いていました。

言いたいことはいろいろあるのに、私の口からは「ありがとう」としか出てこず、

彼女に私がどれだけ救われて来たかとか、どれだけもっと一緒にいたかったかとか

何も伝えられなかったけど、きっと彼女ならわかってくれる

 

POLARIX(ポラリックス)のみんなも、彼女が大好きで

レッスン後にばったり会ったりすると、よくちょっかいを出していました。

そして彼女は、POLARIX(ポラリックス)のみんなにもこんなメッセージをくれたのです。

 

“私、みんなのようなダンサーは、見たことない!すっごく格好いいよ!”

 

カンボジアという国は、今もまだ「色眼鏡」で見られることがある

POLARIX(ポラリックス)のみんなも、私たちといるばっかりに、何度も

“心優しい日本人に救われた、貧しくとも元気にダンスを頑張るカンボジアの若者たち”

そういう風に扱われてしまったことか

カミナリ親父は、それをどれだけ拒んできたか

ただお互いに、好きで、本気で、夢見てやってるだけなんだと

 

色眼鏡をかけずに真っ直ぐ物事を見ることができる彼女がそう言ってくれることは

POLARIX(ポラリックス)のみんなにとっては、最高に、最高に、幸せなこと

彼女と同じように真っ直ぐなPOLARIX(ポラリックス)には、どれが真実かわかるよ

 

ちなみに、子供嫌いのCSAの犬サソリですが、なぜか彼女のことは大好きで

ピアノを弾く彼女の膝に顔を乗せては甘えていました。

そして、最後も彼女の膝に顔を乗せたまま、ションボリ動けなくなってしまったのでした。

 

 

初代マネージャー・カンニャも見送りに来てくれました。

抱き合いながら、カンニャがCSAを卒業した日と同じように泣きました。

 

「レナさん、泣かないで」

「カンニャも」

 

出発する車を見送ってくれるみんなの顔に、寂しくて寂しくて、涙が止まりませんでした。

 

シェムリアップ、いろいろあったけど、楽しかったなぁ

良い経験をたくさんした。

虫にも強くなれたし!

 

↓シェムリアップ最後の日は、思い出の蓮畑と、小さい山へ

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Special Thanks in Siemreap

 

・Papa & Mama

・Yukino & Nakao-san & Oto-san

 

・Soriya(ヘアンの親友)

・Vina(Van Norith ノリ の親友)

・Boreiちゃん(ノリのミュージックビデオ主演)

・Tear(ノリのミュージックビデオ主演の名子役)

・Jiva(Lux ロイ の弟)

・San(カミナリ親父の古い友達)

・Makara(トゥクトゥクドライバー)の一族

・Ian

 (カンボジアのカルチャーを盛り上げようとしている仲間。たしかオーストラリア人。

 強面で無口だけど、私は彼が大好き。

 未熟だったPOLARIXに「出直してこい」と言ってくれ、

実力をつけたPOLARIXにたくさんのチャンスをくれた。 )

 

・POLARIX(ポラリックス)のご家族の皆さん

 

Mai-chan, Yagi-san, Kayopi, Akko-san

Nori-san, Yamaguchi-san, Kenta-san

And also I really respect team Kamonohashi !!

 

 

I love Siemreap

Rena