スーパースターへの道 in カンボジア

『星』に手を伸ばせ!!たとえ届かなくても in カンボジア

オカマ犬“さそり”が見つめる、スーパースターを目指すカンボジアの若者たちの青春

不安なキモチ

POLARIXCREW(ポラリックスクルー)のメンバーたちは

ダンス、音楽、絵、デザイン、カメラ・・・など

日頃、学んでいる事を生かして

カミナリ親父の仕事の手伝いもします。

カミナリ親父の仕事は、主に映像制作。

メンバーたちはその現場に同行し、カミナリ親父の手伝いをするわけです。

しかし昨日

カミナリ親父が、一人で帰宅しました。

「あれ、みんなはどうしたの?」

「いや、ボンヤリみんなの事を眺めてたら

“Kenちゃんは、先に帰っていいよ”って言われたんだ〜、ラッキー!」

 

えっ・・・・

 

そうです、“We don't need you”って意味です。

 

みんな、もうカミナリ親父がいなくても、自分たちだけで撮影できるようになったんだ

みんな、本当に成長したね・・・本当、すごいよ

こうして少しずつ、私たちが要らなくなっていくんだね

少しずつ、少しずつ

私たちは本当の意味で“国境を越えた”関係を築いていけるかもしれない

 

まあ、“帰っていいよ”と言われるボスもどうかと思うけど

 

 

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さて、どうでも良い話といえば・・・

最近、Tata(タタ)が芸人としての道を邁進しております。

ご本人のお話によると、自分のギャグで人が笑ってくれる事にこの上ない幸せを感じるのだとか・・・・

Tata(タタ)は日本の恋愛ドラマが大好きなので、そのドラマから学んだ日本語で、

よくわかんないけどラップを自作したりしています。

 

先日、台所に呼び出され、お披露目頂いたラップはこんな感じ

 

タイトル「けんと、LOVE❤️」※彼女は現在、山崎賢人さんという俳優に恋しています

わ、わ、私!

け、け、けんとが!!

す、す、好きなの!! 

イェーイ!

ちょっと待って

Ken(←カミナリ親父)じゃないよ!

けんと、だよ!

HEY !!

 

ちなみに、ダンス付き。

あまりにどうしようもなくて、私はいつも彼女の芸に大笑いしてしまう・・・

Tata(タタ)ご本人の話によると、彼女が一番笑わせたいのはカミナリ親父なのなのだとか

 

「でもね、あたし、Kenの顔がタイプなのね

だから、Kenの前で芸を見せる時は、ちょっと照れちゃうんだよね

あたしもまだまだだなー!!」

 

この子は一体、何を目指しているんだろうか・・・

まあいい、放っておくか

 

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Tata(タタ)の他にも、カミナリ親父が大好きなヤツがいます。

King(キン)です。

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King(キン)が頑張れる原動力が、カミナリ親父にあることに気がつきました。

カミナリ親父のためなら

カミナリ親父と一緒なら

King(キン)は頑張れるのです。

 

King(キン)はCSAの古株ですし、心から信頼しています。

でも、King(キン)には「俺がPOLARIXCREW(ポラリックスクルー)で一番になってやろう」

という気持ちが感じられない時があったり

ちゃんとダンスを頑張れない時もけっこうあって

 

King(キン)は何か困った事や不安な事があった時も何も言わないので

私はいつも心配になってしまうのです。

 

でも、そんな時に思い出すのはカミナリ親父が一緒にいる時は

誰より張り切って練習できるKing(キン)の姿

 

日本の昔がそうであったように

カンボジアでは兄弟姉妹が多い家庭だらけ

 

King(キン)もたぶん8人兄弟姉妹の一番下だったか、下から2番目だったか

学校なんてろくに行けず、小さい頃からせっせと働いて

「こうなりたい」

「こういう事をやってみたい」

そんな夢を抱くこともなく、大人になりました。

 

最初に出会った頃のKing(キン)の夢は

“携帯電話ショップの店員さん”

それが、King(キン)の知っている限り、一番に稼げる仕事だったからです。

 

昨年末、King(キン)はお母さんを突然、亡くしました。

そのせいなのか、私のことをうっかり「ママ」と呼んでしまうんですよね(笑)

 

キンは、残ったお父さんの手伝いも、よくしています。

レッスンの休憩時間に、お父さんにご飯を買って、持って帰ってあげたり。

 

でも、King(キン)はまだ若い、20歳。

 

そのKing(キン)がどーんと甘えられるのが、私ではなく、カミナリ親父。

「お前を信用してる、お前に任せる、お前を頼りにしている」

誰かの注目を浴びることなく生きてきたKing(キン)のことを必要としているのが

カミナリ親父。

 

現在、POLARIXCREW(ポラリックスクルー)のみんなは、

美幸先生のレッスンの下、ダンスの基礎となる「ステップ」を学んでいます。

そのステップの数は100を超えるそうで(ダンサーって、すごい!)

覚えるのは大変そう!

 

でも、皆はこれをやらないと、いつまでたっても世界の壁は越えられません。

そして、カミナリ親父がこのステップの「試験」も行うことにしました。

 

カンボジアにかれこれ10年近く住んでいる友人が教えてくれたのですが

カンボジアには

「頭で覚える人」と「手で覚える人」2タイプに分かれるのだそうです。

 

King(キン)は正に、「手で覚える人」

※ちなみに、Haru Heang(ヘアン)Sofall(ソヒャップ)もその傾向にある

 

「手」というのは、つまり「体」のことで

机に向かって勉強する時間が少なかったメンバーは

体を使って覚える事を得意としているワケです。

 

でも、体を使って覚えるには、時間がかかるし限界もある

ダンスのステップは100以上、体だけじゃ追いつけない

 

この「手で覚える」チームは、何より“字をスラスラ書く”ことが苦手で

これまで来てくださったどのダンス講師の先生にもご迷惑をかけてしまっています。

 

これまでは、こういう事がある度に

「俺はもうダメだ、どうせ俺なんて・・・」

となってきたKing(キン)ですが

先日、昼ごはんを食らうカミナリ親父の隣に座ったKing(キン)は

先生に頂いたステップ表に、一生懸命にメモを取り始めました。

 

「お前、偉いじゃん」

黙って頷くKing(キン)

 

今、POLARIXCREW(ポラリックスクルー)のみんなはとても忙しくて

最近は新たなミュージックビデオの撮影も並行して行っています。

そして明日、King(キン)はメインカメラマンとして本番に臨みます。

 

今まではKong Jubi(コン)が任されていましたが

今回、思い切ってカミナリ親父がKing(キン)に任せました。

※実は、Kong Jubi(コン)も今は他の仕事を任されていて、忙しいんです(笑)

 

King(キン)は、一昨日と昨日でカメラワークを彼なりに一生懸命、練習しました。

 

「King(キン)、今日の調子で明日もよろしく頼むな。」

「Kenちゃん、俺、明日上手くできるか・・・心配だよ」

 

King(キン)が初めて口にした、“不安”

自分のカメラワークにこの作品がかかっている事をKing(キン)なりに自覚し、

責任を持って成し遂げようとしている証拠です。

 

本当に、成長したね

 

「大丈夫、お前なら出来る。明日は、お前以外にカメラは触らせねぇからな。」

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POLARIXCREW(ポラリックスクルー)の9人は

これまで本当にお互いに支えあってここまできました。

特別にデキるヤツなんかいない

欠けていいヤツなんかいない

誰か一人でも欠けていたら、ここまで来られなかった

 

さあ、明日は朝5時にみんなで撮影に出発です。

これから、どんどん忙しくなるけど

頑張ろう

たくさんの人が、あんた達を見守ってくれているよ

 

Rena

 

 

 

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