スーパースターへの道 in カンボジア

『星』に手を伸ばせ!!たとえ届かなくても in カンボジア

オカマ犬“さそり”が見つめる、スーパースターを目指すカンボジアの若者たちの青春

明けましておめでとうございます

カンボジアも2018年を迎えました。

シェムリアップ時代は、毎年、ノリの家でパーティーをして過ごすのがお決まりでしたが

2017年の私たちは、初・プノンペンでの年越しとなりました。

 

カミナリ親父が始めた芸能プロダクションを、創設時から支えてくれている

IMO夫妻と一緒に年越ししました。

 

IMO夫妻がいなかったら、私とカミナリ親父は2017年、とっくにダメだったと思います。

 

メンバーやスタッフの殆どはシェムリアップに帰郷し

私、カミナリ親父、ヤン、ニタの4人でプノンペン残留。

 

穏やかな天気でシーンとしていると、なんだか本当にお正月っぽくて、よかったです。

 

そういえば、2017年の最後の日、また一騒動ありました。

 

騒動の原因は、まさかのリンです。

 

2017年12月31日、ミッキーから電話がかかってきて

「リンの様子が変だ」

というのです。

 

実は、リンの様子が変だなぁというのは、私もカミナリ親父も少し前から気づいていました。

しかも私においては、こういう時に「オバさんのカン」は働くもので

なぜリンの様子がおかしいのか?という理由にも薄々、勘付いていました。

 

でも、自分のカンが当たっているかどうか、2017年には自信が持てなかったんです。

しかも、リンはポラリックスの生命線。

2017年は何人かがポラリックスを辞めましたが、それでもなんとかなったのは

リンがいたからです。

もしリンに何かあると、もうポラリックスは終わってしまいます。

(人生は綱渡り・・・)

 

リンのためにも、他のみんなのためにも、なんとかリンを元気づけなくちゃ・・・と

私とカミナリ親父の年越しは、リンのことで頭がいっぱいでした。

 

リンは本当によく頑張っているし、私たちは心から彼に感謝しています。

リンはちょっと良い子過ぎるくらいで、良い子なぶん、余計に心配でした。

 

で、元旦・・・

リンの様子がおかしい原因、私のカンがバッチリ当たってた事が判明!

リンの名誉のために、記録には残さないでおこうと思いますが

(万が一、気になった方は連絡ください 笑)

いやー、リンにもそういうおバカな一面があるんだなっていうか

良い子過ぎることを心配してた私にとっては、あー良かったっていうか

ちょっとホッとしました。

 

カミナリ親父も「心配かけやがって」とホッと一息。

 

リンさん、これは“自業自得”  自分でなんとか頑張って(笑)

 

リンの場合は、プライベートで何かあっても、仕事や彼の夢はブレないし

彼が私たちの大事な家族であることにも変わりありません(笑)

 

頑張れ、若者よ!

 

 

リンの(些細な)騒動があったくらいは、のどかなお正月です。

 

私とカミナリ親父は、例によって暇な夜を映画を観て過ごしています。

 

まずは「ホリデー」

ジュリア・ロバーツと、ケイト・ウィンスレットがW主演

失恋をした二人が、お互いの家を交換して二週間のホリデー「休日」を過ごすという話

まずは、ケイト・ウィンスレットのイギリスの小さな村のお家が本当に可愛くて

こんな所に住んでみたいなー!とウットリ。

そして、この潔い恋愛、身近にいるカンボジア女子に見せたいです。

「彼氏が連絡くれない」(←といっても、数時間)

「私が死んだら、彼はどうするかな」(←といっても、絶対に死なない)

「ああ、彼氏が連絡くれなくてストレス」(←といっても、数時間)

みたいな、くだらない投稿を、毎日、毎日、するんじゃないっ!

 

続いて「スクール・オブ・ロック」

ロッカーになる事を諦めきれない主人公が、嘘をついて小学校の教師になり

小学生にロックを教えて、その小学生が見事にロックに開眼していく・・・

という話。

「天使にラブソングを」にも似ていますが、主人公を演じたジャック・ブラックが最高!!

そして、子供たちの楽器・歌のテクニックが凄すぎる!!

私はロックが苦手ですが、それでも「ロックいいねー!」と思える

最高の映画でした。

 

それから「セトウツミ」

これは、カミナリ親父の妹・れいちゃんのオススメ。

日本の高校生男子二人の会話だけで成り立つストーリー。

それが、関西の男子だけあって、会話がめちゃくちゃ面白くて何度も爆笑。

そして「高校生の男子って、バカで可愛くて、いいなぁ」と癒されました。

何の変哲もない日本の風景にも、すごく、すごく癒されました。

自分たちが高校生の時も、何を話していたのか忘れるくらい

くだらない会話をして何時間も過ごせたなぁと、思い出しました。

 

 

そして、昨日観たのが「ジャージーボーイズ」

1960年代のアメリカのスーパーコーラスグループ「フォーシーズンズ」の物語。

つまり、本当にあった話。

貧困から抜け出すことを夢見てコーラス結成

長い下積み時代を過ごし、窃盗などをしながらギリギリのところで諦めず

運命の作曲家との出会いもあって、見事にトップスターになった4人のメンバー。

でも、スターの階段を登れば登るほど

家族との溝が出来たり、仲間内で裏切りがあったり、脱退があったり

 

今の私とカミナリ親父、こういうストーリーを、どうしてもポラリックスに当てはめてしまいます。

 

リードボーカルのヴァリ。

友情にも女性にも弱いんだけど、天性の才能の持ち主。

自分の技術を磨くための努力を決して怠らない。

・・・・リンに見える・・・

 

リーダーのトミー。

口は上手いけれど、お金にも女にも弱い。

「自分がリーダー」というのが口癖で、自分の弱さを受け止められない。

詐欺をしたり、お金を横領したり。

仲間がそんな彼でも仲間として必死でサポートしているのに

「自分だけ頑張ってる」と思い込んでる。

結局は、誰からも捨てられる。

・・・・・・・いた・・・・・何だかいろいろ、混ざってる・・・・・

 

渋い低音ボイスのニック。

グループ内でも「存在感が薄い」自分にコンプレックス。

トミーの言いなりになってばかりの自分にもコンプレックス。

結局は、家族と一緒にいる事を選び、スーパースターになったうえでの、脱退。

しかも、全国ツアー直前で、脱退。

・・・・今のキンやティーにあてはまる部分がいっぱいあります・・・

 

 

そして、作曲家であり歌も上手いボブ。

彼はグループの中で最も淡々としていて、強い人。自信がある人です。

自分が一番前に立っているわけじゃないけど「自分がいないと成り立たない」とわかってる。

彼の最後のセリフは

「どこに行ったって、俺には関係ない。

美しい妻が一人いてくれて、俺の音楽さえあれば、どこだって俺の故郷になる」

私とカミナリ親父、このセリフを聞いてビックリ!!

これと同じようなセリフを言っていたのが、ロイなんです。

「俺はどこに行ったって楽しい、友達がいて、元気だったら、どこだって楽しい」

それから、ノリのことも思い出しました。

自分が中心じゃなくても、俺がしっかりしていないとダメなんだと解っているのはノリ。

 

 

私とカミナリ親父は、この映画を観てかなり複雑な心境になりました。

 

フォーシーズンズはメンバーの入れ替わりも激しかったけど

ヴァリとボブだけはずっと変わらなかったそうです。

それを知って、不安な気持ちになりました。

でも、不安と同時に、2017年は「固定のメンバーじゃないと潰れる」

という概念を押し付けられていたけれど、もっと柔軟に考えても大丈夫!という

前向きな気持ちにもなりました。

 

さて・・・2018年のポラリックスはどうなるんだろうか・・・・

 

 

私とカミナリ親父には、商才がありません。

だから、きっと今年もたくさん、痛い目みるんじゃないかと思います。

 

でも、私たちは「商売」でポラリックスやスタッフたちと一緒にいるんじゃない。

「家族」として、一緒にいます。

 

今年は、もし誰かに甘い言葉で囁かれても、私たちは絶対にブレません。

自分たちが「家族」であり「友達」であり

同じ夢を追う「仲間」であることを忘れず、最後まで頑張ります!

 

 

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