スーパースターへの道 in カンボジア

『星』に手を伸ばせ!!たとえ届かなくても in カンボジア

オカマ犬“さそり”が見つめる、スーパースターを目指すカンボジアの若者たちの青春

Today is the best day

最近、カミナリ親父と私は、寝る前にまたドラマを見ています。

今見ているのは、私たちが高校生の頃(もはや20年以上前である事に恐怖)

一世を風靡したドラマ「ビーチボーイズ」

 

その頃、ドラマ(月9)といえば“恋愛モノ”が定番だったのだけれど

初めて男どうしの友情をメインに描いたドラマということで

当時としてはとても斬新だったのだとか。

 

反町隆史と竹野内豊のW主演、そして17歳のフレッシュな広末涼子

さらには海を連想させる美しい曲

 

と、いうことで、本当に大ヒットしたそうです。(Wikipediaで調べました)

 

このビーチボーイズ、カミナリ親父と共に何度か見ているのですが

見るたびに新しい気持ちになるというか、

見る年齢によって、やはり感じ方というのは変わってきますね

 

とりあえず今は、竹野内豊→ノリに見え、広末涼子→タタに見えて

 

私たちは

「ノリ!しっかりしろ!」

「タタ、わがまま言わないで!」

などと、若き日の竹野内豊や広末涼子に話しかけながらドラマを見ています。

 

それにしても、

短い夏、短い夏だからこその高揚感、美しさ、儚さ、哀しさ

浴衣や花火、民宿やヒグラシの声

良いとか悪いとかじゃなく、この情緒はカンボジアの皆にはわからないだろうな

 

そんな事ばかり考えながら、見ています。

 

👇なぜか、いつもこの場所でくつろぐロイ

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前にも書いたことがあるかもしれないですが

週に一度、私はポラリックスやスタッフの皆と共に「一般教養」を勉強しています。

 

ご存知の方も多いかと思いますが、

カンボジアは数十年前の内戦で知識人が虐殺されて、学校の先生なんかは殆ど殺されてしまいました。

芸術家も知識人とみなされて殺されたので、

音楽をはじめとしたカルチャーも、知識をもってゼロから作れる人がおらず

少し前までは(今もあるけど)音楽もダンスも全部、他の国のコピーばかり

ポラリックスはじめ一部の若いアーティストたちは、

カンボジアの“オリジナル”を作っていこう!!と奮闘しているワケです。

 

そういうワケで、カンボジアは

経済発展が著しい国でありながら「教育」面では大きく遅れをとってしまっています。

先生が不足しているからです。

 

お金持ちはインターナショナルスクール等に行けますが、庶民は無理。

 

ポラリックス&スタッフの皆さんは、庶民代表ですので

メンバーの殆どが、

・学校殆ど行ってない

・小学校か中学校あたりで中退した

・大学もチラッと通ったけど落第して、習った事はほぼ全部忘れた

って感じです。

 

勉強が出来るようにならなくても良いけど、せめて最低限のことは知っておかないと

これから海外に羽ばたいたりした時に恥ずかしくない程度のことは知っておかないと

ということで、一般教養を勉強しています。

(一般教養には“思いやり”とか、道徳的なことも含まれます 笑)

 

今日は、「簡単な世界の歴史」をやりました。

 

難しいことを言っても、これまでの経験上、100%みんなの頭からピーッ!と湯気が出るので

歴史上の偉い人とか、世界の代表的な宗教とか

猿人とか、クロマニョン人とか

みんなの興味のありそうな事だけ、小学生に説明するつもりで話しました。

 

こうして皆と勉強していると、自分も思い出すことがいっぱいあります。

「ビーチボーイズ」じゃないけど、新しい気持ちに気づくことがいっぱいあります。

 

私は学生時代、日本史も世界史もほとんど興味がなくて

ただただ、試験のために暗記しては、速攻で忘れていました。

 

でも今は、

フランス革命で「パンをよこせ」と集まった7000人もの主婦の強さに

シェムリアップで隣に住んでいたフランス人のママの顔を重ねてみたり

 

三国志で有名な諸葛亮孔明の聡明な作戦に

我々も弱小プロダクションだけど、

何とかすれば大きくて古いこっちのプロダクションに勝てるに決まってると夢を馳せたり

 

「日本を諸外国に負けない立派な国にしよう」と命を燃やした

幕末の若き侍の魂や勇気が、自分の中にも少しでも良いから残っていますようにと祈ったり

 

みんなと、こういう勉強をできる機会をもらって、良かったなと思っています。

 

「この年、ライト兄弟が飛行機を作りました。

ライト兄弟は、たくさん失敗したけど、諦めずに飛行機を作ってくれました。

もし、ライト兄弟がいなかったら、私とケンはカンボジアに来られなかったかもしれないし

みんなも、いろんな国に行けなかったかもしれないね!」

 

「ありがとう、ライト兄弟!」

自然と口を揃えてお礼を言うみんなが、とても可愛いかったです。

 

「でもレナ、きっとケンは、飛行機がなくても

自転車をこいで、日本からカンボジアに来てたと思うよ!」

 

そんなロイの発言に、みんなで苦笑いしました。

 

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先日、初めてのケンカをした私とティー☝️(ムキムキで怖い)ですが

(私がティーのワガママに我慢できず、胸ぐらをつかんで日本語で怒り、

ティーがメッセージでそれに反撃してきた・・・というくだらないケンカです)

 

あれからお互いに「ごめんなさい」を言って、今は元どおりです。

むしろ、前よりも良い関係になれました。

今は、家の中ですれ違う度にお互いに立ち止まって「ウフフ」と笑っています。

一緒にやっていくうえで、何がお互いにイヤなのか?を解ることができて

前に進めた感じがします。

 

ティーは、またゼロから自分を鍛え直して頑張る覚悟だそうです。

ふっふっふ

いつまでその気合、続くかな??

見守っているね、みんなで。

 

昔のドラマ、昔の記憶、それが懐かしいなぁなんて思うこともある。

自分で書いてるこのブログも、一年前に書いたものはすごく平和で

なんだか楽しそうに見えたりもした。

プノンペンに来て、全てが悪い方向に進んでしまったのではとも

 

でも、そんな事ないや、やっぱり

 

いろんな事を経験して、いろんな痛い目をみて、いっぱい学んだ

 

何も知らず、何も得られず、のほほんとしていた一年前より

やっぱり今日が一番良い

 

何も知らずに、誰も憎まず、誰も手放さず、呑気にしていた1年前も良いけど

やっぱり今日が一番良い

 

みんなと一緒に真実を知り、それでも元気に前を見られる

やっぱり今日が一番良い

 

そういえば、最近、マネージャーのボリャさん

すっかりポラリックスのメンバーたちに感化されて

「クリエイティブ」に興味を持ち、デザインの勉強を始めました!

 

頭が堅かった半年前のボリャさんとは別人で、

他のスタッフやメンバーたちと自分で作ったデザインを見せ合いながら

ああでもない、こうでもない、と意見交換をしています。

心が柔軟になった事で、他の作業についてもすごく成長を見せるようになりました。

 

ボリャさんを、マネージャーだからと

ポラリックスと一線を引かないで、本当に良かったと思っています。

CSAのマネージャーは、タレントを管理する仕事ではない。

CSAのマネージャーは、タレントと志を共にする仕事です。

 

Today is the best day