スーパースターへの道 in カンボジア

『星』に手を伸ばせ!!たとえ届かなくても in カンボジア

オカマ犬“さそり”が見つめる、スーパースターを目指すカンボジアの若者たちの青春

勝利の女神

またも、どうでもいい話からスタートするのですが

私、以前に「タイガーバーム」についてちょっぴり熱く書いてみた記事があります。

コレです👇

 

blog.cambodiastarsacademy.com

 

その後もしばらくタイガーバーム熱は続いたのですが

皆さん、「赤いタイガーバーム」があるのはご存知でしょうか?

一般的な白いタイガーバームが「冷感」効果があるのに対し

赤いタイガーバームは「温感」効果があります。

日本では既にタイガーバームの販売はしていないですし

この赤いタイガーバームが私の目には「レア物」に映って、即購入。

 

しばらく、肩こりや虫刺されなどにウキウキと利用していたのですが・・・

 

なんだかずーっと身体のあちこちが腫れるなぁ

痒くなったり、痛くなったりするなぁ・・・と思っていたら

私の身体は、この赤いタイガーバームに対しアレルギー反応を示していました。

気付くのに数ヶ月かかりましたが

赤いタイガーバームを塗ったところが見事に腫れることがわかりました。

 

そういうワケで、私のタイガーバーム熱はあっ!!!という間に冷めました。

 

タイガーバームより、日本のキンカンがオススメです。

 

👇ロイのファッション撮影・新作です!コーディネート、かわいい!

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続いて、もう一つ。どうでもいい話なのですが

最近よく書いているのですが、リンノリは本当に頼れる男になりました。

シェムリアップ時代、私は彼らのことを

「チーム“浅はか”」

と呼んでいました。

 

リンとノリは、それはそれは「カッコつけ」で

自分のやりたい事はやるけど、面倒くさいことや地味な事はサボりがち

自分がやった事がないことには、食わず嫌いで逃げてばっかり

カミナリ親父の筋トレにも、最初に脱落してたのがこの二人

私はよく、カッコイイものの内面が伴わないこの二人に対して嫌味をとばし

(“チーム浅はか”と呼んでいたのも、その嫌味の一部です)

「外見がカッコイイだけの男はこの世の中にいくらでもいる、

カッコつけてるだけで何も出来ないヤツがスターになんかなれるわけない」

と、今思えば、ひどい叱り方をしていました。

 

でも、最近は内面も本当に本当に成長して、私とカミナリ親父を支えてくれるどころか

このCSAという組織は彼ら二人を中心に回っているといっても過言ではない程です。

 

だから、シェムリアップ時代の嫌味について、本当にごめんねって思ってます。

 

本当にごめんねって思っているのですが、

どうも最近、彼らは私に対して「仕返し」を始めました。

リンとノリは、カミナリ親父の真似をして、

私のことを“出川哲郎”扱いしているのです!!!

 

例えば、私の食事に辛いモノを仕込んで、辛くて苦しんでる私を見てケタケタ笑ったり・・・

くだらない事で私を騙して、二人で指をさしてケタケタ笑ったり・・・

これらの嫌がらせは、カミナリ親父も私にやります!!😤 ↑

「やめてくれ」と怒ると

「それは“やってくれっていうフリ”なんでしょ??」と言われます。

ノリとリンは、それを真似しているのです。

 

やっぱカミナリ親父も入れて「チーム“浅はか”」だな😤😤😤 !!!

 

でも、心から感謝してます。いつも、ありがとう。今じゃ二人のこと尊敬してる。

ただ、できれば、私を“哲郎”扱いせずに、丁重に扱って欲しい。

私は、本当は“哲郎”キャラじゃないんだよ。もっとしっかりしてるんだよ。

 

👇最近、作曲にも精を出してるリン

 

前回も書きましたが、様々な問題があった2017年の水祭り。

その水祭りの期間に、これまでの人生の中でも、かなり思い出に残る出来事がありました。

水祭りの期間、殆どのメンバーはシェムリアップに里帰りしたのですが

リン、ヤンニタの3名はプノンペンに残り、私とカミナリ親父と共に過ごしました。

 

で、前にも書いたように、水祭り中は何しろヒマでして・・・

街中はお祭り騒ぎで大渋滞で治安も悪くて危険だし

かといってウチの近所で遊ぶところもないし、そもそも節約生活だし、

昼間はそれなりにやる事があるのですが、夜は何もないので

私とカミナリ親父は毎晩、映画を見て過ごしました。

 

そして、水祭り最後の日

私とカミナリ親父がゴロゴロしながら映画を観ていた真夜中

突然、ニタからメッセージが来ました。

 

“レナ、お願いがあるの。”

“えっ、どうしたの”

“ケンに、祈って欲しいの。私のために、祈って欲しいの”

 

・・・????・・・何を言っているのか全くわからないわ・・・

待てよ待てよ・・・ニタは英語が苦手だから、

Pray(祈る)とPlay(遊ぶ)を間違えているのかもしれないな。

 

“ニタ、ケンと遊びたいの?”

“違う違う!私のために祈って欲しいの。どうしても、今、祈って欲しいの。”

 

私とカミナリ親父、映画中断。

 

“今から、レナたちの部屋に行くね”

 

ええっ!いきなり今からニタが部屋に来るってよ!?

 

私とカミナリ親父は寝る直前でもあったので頭もボサボサだし寝間着だし

でも、身なりを整えているヒマなくニタがドーン!とドアを開けました。

ニタは、ニヤニヤしてフラフラしながら立っていて・・・

一目で酔っ払いだということが分かりました。

 

酔っ払っているニタは、ニヤニヤしながら「祈ってくれ」というばかり

あまりに意味不明なので、私は隣の部屋で寝ているリンとヤンを呼び出し

「ニタの言ってることを通訳してくれ」

と頼みました。

リンは寝てるところを起こされた感じでしたが、ヤンはシャキッとしていました。

 

「え、えーと・・・ニタは、みんなで神に祈りたいって。」

リンは苦笑いでそう通訳してくれました。

 

戸惑う私たちをよそに、酔っ払い娘はこう続けた。

「あのね、あたしね、何でかわからないけど、ケンが怖いの!!

とにかくケンが怖いのよ!シラフだと目を見て話せないの!

でも酔っ払ってると怖くない、話せるわ。あはははは!

でも、酔っ払ってないと、ケンが怖いの!」

 

(面と向かって「怖い怖い」と連呼されたカミナリ親父は、けっこう傷つきました。

日頃、ニタには優しく接しているつもりなのに・・・と😂)

 

「あのね、ちょっと前に、私は夢の中で神様に会ったの。

で、神様は私にこう言ったのよ

“ケンだけが、今のCSAの問題を解決できる。ケンと一緒に祈れば、全てが上手くいく。”

前から、ケンと一緒に祈りたかったんだけど、シラフだとケン怖いからさ。

今日は酔っ払ってるから、ケンにお願いできると思って」

 

私とカミナリ親父はニタの発言に色んな意味で動揺しながらも

「わ、わかった・・・とりあえず、祈ろう」

「えーっと、どうやって祈れば良いのかな?」

「えっ、日本ではこうやって祈ったことないの?」

「ホラ、手をつないで」

 

私たちは言われるままに、みんなで手をつないで輪になって座りました。

 

「レナとケンは、仕方ないから日本語でいいわ。私に続いて、それぞれ祈ってくれる?」

「は、はい」

 

ニタがクメール語で何やらゴニョゴニョと祈り「はい次!レナ!」

「え、えーと・・・ニタが元気になりますように」「はい次!ケン!」

「え、えーと・・・CSAが上手くいきますように」

そして、リン、ヤンも何やらゴニョゴニョと祈った後、みんな目をつぶり

ヤンが謎の呪文をブツブツと唱え始めた!!!

しかも、真剣に祈っている我々の輪の中で犬が2匹、キャッキャと戯れているし、

私は、あまりにこの光景がシュールで可笑しくなってしまって

ブルブル震えながら、呪文の間、笑いをこらえました。

 

カミナリ親父は呆然としながら呪文を唱えるヤンを見ていました。

リンは、時々チラッと目を開けて、私とカミナリ親父を交互に見ていました。

 

やがて、長い呪文が終わり、ニタが目を開けました。

そして、晴れ晴れとした顔に涙を浮かべながら

「ケン、ありがとう。お祈りしてくれて。

わたし、CSAと、ここにいる皆が大好きなの。大好き。」

 

私は、ハッとしました。笑ってごめん。

ニタ、みんなの事を大好きでいてくれて、CSAを大好きでいてくれて

本当に本当にありがとう。

だからきっと神様は、ニタの夢に出てきたんだね。

 

そして、酔っ払い娘と、呪文小僧と、寝ぼけハンサムは我々の部屋から去っていった。

 

私とカミナリ親父は、あまりに記憶に残る祈りの時間にしばらく呆然としましたが

きっとニタの夢に神様が出たことや、こうして皆で祈ったこと

これには必ず、意味があるだろうと 不思議と素直に受け止められました。

 

ダンサーでもない、マネージャーでもない、料理や掃除が特別に上手なワケでもない

特に何か出来るワケじゃないニタが一緒にプノンペンまで来たことも意味がある

彼女は、私たちにとっての“勝利の女神”なのだと

彼女が心から皆を愛してくれる存在であることが、何より意味ある存在なのだと

確信しました。

 

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それから、前のブログに書いた通り、色んな事があって

また泣いたり怒ったりしたのだけど

全ての物事はギリギリのラインでバランスを取りながら、前に進んでいます。

 

そして昨日

いつもリンは仕事の後にカフェに行くのですが、そのカフェからメッセージをよこしてきました。

 

「俺たちの曲が、流れてる」

 

カンボジアの若者たちが集うカフェで、自分たちの曲が流れること

それは、私たちの夢のひとつ

 

外国人ではなく、みんなと同世代のカンボジア人が、みんなの努力を愛してくれた証拠です。

愛され始めた、証拠です。

 

 

私たちはみんなで、その小さな喜びを、ギューと握りしめました。

 

 

 

どうでもいいけど

今、ロイが犬のシャンプーで頭を洗って「スッキリしたー」と言っています

どうしようね・・・