スーパースターへの道 in カンボジア

スーパースターへの道 in カンボジア

カンボジア次世代のスーパースターPOLARIX(ポラリックス)、世界への挑戦状

BIG LOVE

POLARIX(ポラリックス)を応援してくださる皆様へ

 

前回の「ヘアン離脱」ブログについて、たくさんの方から励ましを頂き

本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

みんなで涙にくれた日から数日が過ぎ

残ったメンバーと私は

お互いに心の痛みを探りながら、寄りかかりながら過ごしてきました。

 

そんな中、私が日本で会社員だった時の同僚からも連絡がきました。

 

“大山さん(←私の旧姓)、日本は梅雨です”

 

私が会社員だったのは、もう5年も前のこと。

同僚が、ずっと私のブログを読んでくれているのを知りませんでした。

 

“大山さん、愛するということは、生きるということだと思います。

生きていれば、いいじゃないですか。

大山さんは、ヘアンのことを本気で愛したんだから、それでいいじゃないですか。

これからも、そのまま生きればいいじゃないですか。

遠くにいたって、連絡をとっていなくたって

大山さんのことを想っている人を忘れずに

大山さんにフルートを習っていた生徒さん

一緒に働いた仲間

忘れないでください”

 

(その後、小林麻央さんが亡くなったニュースも見て、

私はこのメッセージの意味を痛いほど噛みしめました。)

 

 

私たちなんかに

今の悩んでいること、苦しい気持ちを教えてくれて

一緒に頑張ろうと言ってくださった方

 

全く同じように2年 間

大事に関係を築いてきたカンボジア人が急にいなくなってしまったけど

それを乗り越えて今も頑張っている方

 

遠い日本から、わざわざ電話をくださった方もいます。

いつも落ち込んでいると励ましてくれる、人生の大先輩のご夫婦です。

出ないお化けを怖がっていても意味がない

あなた達がしっかりしなきゃ、残ったメンバーはどうするのと

本当にそうだと思いました、ハッとしました。

 

そして、

家族はただただ、優しく私たちの傷を受け止めてくれました。

私たちの家族も、同じようにヘアンを愛してくれていました。

2年前から。

 

さらに、私たちの気持ちをホッとさせてくれたのはCSAの犬・サソリです。

 

サソリは、ソヒャップがいなくなった時も

タタが辞めた時も

ビックリするほどに落ち込んで、数日ごはんも食べない始末だったのですが

今回は、いつものサソリのままでした。

平気で誕生日ケーキを強奪する、いつもの悪ガキのままだったのです。

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それがどれだけ、みんなの日常を取り戻したか

 

昨日、POLARIX(ポラリックス)のみんなは

ヘアン離脱後、初めての本番を迎えました。

 

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カンボジアの大手携帯会社セルカードのCMに出演しているみんなは

セルカードの社内イベントでパフォーマンスをしました。

 

ヘアン離脱後、一番、心の傷を心配していたK.A(ケーエー)

女子ソロパートを力強く踊りきりました。

会場もすごく盛り上がって、本当に良いパフォーマンスだったと思います。

 

(でも、生中継でみんなのパフォーマンスを見ていたオーストラリアのミッキーよりダメ出しが入り、

みんなはちょっと浮かれた後に反省会をしました。

カミナリ親父にそれを報告したところ

“良いチームワークじゃねぇか、わははは”と喜んでおりました。)

 

 

このセルカードのイベントのテーマが“BIG LOVE”

 

この日、みんなで近所の屋台で夕飯を食べて

お腹がポンポコリンになったKing(キン)のお腹を撫でながら

 

「あらキンちゃん、お腹に赤ちゃんいるじゃない」

「そうなの、今、3ヶ月よ。時々、お腹の中で蹴るの」

「あら、そうなの。男の子かしら」

「違うわ、女の子なのよ。うふふ」

という会話をして、そういえばキンと出会ったばかりの頃に

全く同じ会話をしたことがあるのを思い出しました。

 

そして、家のドアを開けようとしたところ

突然、キンがこう言いました。

「誰がドアを開けるか、ジャンケンしよう。勝った人がドアを開けよう」

近所の人が見つめる中、みんなで、ゲラゲラ笑いながらジャンケンをしました。

K.A.(ケーエー)が勝って、みんなの拍手の中、彼女が家のドアを開けました。

 

なんでキンがそんな事を言ったのかわからないし、考える意味なんか無いけど

私の中のナンバーワン・ソング

ミスチルの「終わりなき旅」が、聞こえてきた気がしました。

 

今日は、誕生日だったVan Norith(ノリ)と二人でご飯を食べました。

大嫌いだったノリと、こうして同じ家に住み

台所で鍋を温め、二人で食事をする日がくるとは夢にも思ってなかった。

今は、普段は殆ど話さないけど

誰より自分のことを心配してくれている心の息子だと思います。

ゆっくり二人で家族の話をしながら、夕飯をつつきました。

 

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私はずっと

自分の手帳の中に

ヘアンと出会った日に撮った、ヘアンの写真を入れていました。

髪が短くって、ポッチャリしていたヘアン。

なんでその写真をずっと手帳に入れていたかはわからないけど

ずっとずっと、ヘアンと会った日の写真を持っていたのです。

 

そして時々、その写真を取り出して眺めては、カミナリ親父と

ヘアンは本当に綺麗になったな

ヘアンは本当に頑張ったな

と笑いながら話していました。

 

ヘアンがすごく頑張ったので、ダンスシューズをプレゼントしたこともあります。

何軒も一緒に靴屋さんをまわって、ヘアンのお気に入りをやっと見つけたっけ。

 

幸せだった。

私たちは、ヘアンを愛することができて本当に幸せでした。

ヘアンが去った日は、憎しみの感情すら湧いてしまったけど

皆さんに励まされて、残ったメンバーと次の扉を一緒に開けた今日は、

心から素直にそう思うことができます。

明日からも、そう思い続けられると思います。

 

この手帳の写真ともお別れしなくてはいけないけど

 

ただただ、ヘアンが幸せな人生を歩むことを祈っています。

ソヒャップやタタのように、最後はハグをして別れたかったけど

 

“大山さんは、ヘアンのことを本気で愛したんだから、それでいいじゃないですか。”

 

うん、それでいい。